ロケット社長の不動産通信 「令和7年 路線価」発表!インバウンドで地価上昇も、地方との“二極化”が鮮明に──|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社
ロケット社長の不動産通信 「令和7年 路線価」発表!インバウンドで地価上昇も、地方との“二極化”が鮮明に──
ロケット社長の不動産通信
「令和7年 路線価」発表!インバウンドで地価上昇も、地方との“二極化”が鮮明に──
こんにちは!ロケット不動産のロケット社長です。
2025年7月1日、国税庁より令和7年(2025年)の路線価が発表されました。
今年のデータは、私たち不動産業界にとっても、お住まいの皆さんにとっても、大きな意味を持つ内容となっています。
全国平均+2.7%アップ!4年連続で上昇
全国の標準宅地約31万8千地点を対象にした今年の調査結果は、なんと前年比+2.7%の上昇。
これは2010年以降で最大の伸び率で、上昇は4年連続。地価上昇の波が全国的に広がっていることを示しています。

なぜ上がった?キーワードは「インバウンド」と「再開発」
地価上昇の主な背景は以下の2点です:
-
外国人観光客(インバウンド)の完全回復と投資需要
-
都市部での駅前再開発・住宅ニーズの増加
観光地では高級ホテルやコンドミニアム建設が活発化。
都心では再開発や大学誘致によって若い世代の流入が進み、結果として土地価格が押し上げられています。
全国上昇率ランキングTOP5(税務署別)
| 順位 | 地域 | 上昇率 |
|---|---|---|
| 1位 | 長野県 白馬村 | +32.4% |
| 2位 | 北海道 富良野市 | +30.2% |
| 3位 | 東京・台東区 浅草 | +29.0% |
| 4位 | 岐阜県 高山市 | +28.3% |
| 5位 | 東京・足立区 千住 | +26.0% |
特に注目すべきは足立区・北千住。
住みやすさと利便性から若年層の流入が増え、地価は10年で約3倍に。
「穴場ランキング」8年連続1位の実力、さすがです。
銀座は1㎡あたり4808万円!40年連続日本一
全国で最も高額となったのは、銀座中央通り(鳩居堂前)。
その評価額はなんと 1㎡=4808万円。前年より384万円上昇し、堂々の40年連続トップ&過去最高額を記録しました。
一方で下落した地域も…地震の影響や人口減
地価は上がる場所ばかりではありません。
今年は12県で下落。とくに、
-
新潟県:▲0.6%
-
奈良県:▲1.0%
-
山梨県:▲0.4%
そして、**能登半島地震の影響を受けた石川県輪島市「朝市通り」**は、
全国最大の下落率となる ▲16.7% を記録しました。
注意!路線価上昇=相続税増の可能性も…
「地価が上がる」ということは、相続税・贈与税の基準額も上がるということ。
▶ 相続時に現金が足りず、泣く泣く不動産を手放すケース
▶ 生前贈与・法人化・特例活用の相談が急増中
▶ セミナー参加者数は前年比2割増
相続は「事前の準備」がすべてです。
ロケット社長のひとこと
インバウンドで上がる観光地、
住宅ニーズで上がる都市部、
そして下がり続ける地方──
今の不動産市場は“両極化”が一層顕著になっています。
未来の資産を守るためにも、
「売る・買う」だけでなく「相続・贈与・保有」戦略が必須です。
ご相談はお気軽に!
資産の現在地を知りたい、相続税が不安、生前贈与を検討したい方へ。
ロケット不動産では、不動産×税務の視点でサポートいたします。
ロケット不動産株式会社
代表直通:03-6325-0573
あなたの資産を、未来へロケット発射させるお手伝いをします!
ページ作成日 2025-07-10
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