トヨタ「ウーブン・シティ」開業!未来都市のカギは「地下物流 × AI × 自動運転」|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社
トヨタ「ウーブン・シティ」開業!未来都市のカギは「地下物流 × AI × 自動運転」
こんにちは、ロケット不動産の渋谷です。
2025年9月25日、静岡県裾野市にてトヨタの実証都市 「ウーブン・シティ」 がついに開業しました。
約70万㎡という広大な元・東富士工場跡地に誕生したこの街は、世界でも類を見ない「実証都市」。未来の暮らしを 実験・検証しながら創り出す街 です。
第1期エリアの公開内容
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敷地:約5万㎡
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約10棟の居住棟や研究施設
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コートヤード(中庭)を中心に街が構成
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研究施設「カケザンインベンションハブ」:研究者と住民がサービスを試し、感想をフィードバックする場
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地下道ネットワーク:全長約400mで建物を接続。物流ロボットが郵便物や荷物を自動配送する仕組みを想定
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コートヤードには電源・通信ポールが整備され、研究・実験を即実施可能
参画企業として、ダイキン工業、日清食品、ダイドードリンコ、UCCジャパン、増進会HDなどがすでに研究参加を表明。将来的には約2000人が暮らす予定です。

コンセプトと理念
ウーブン・シティの根幹には、3つのキーワードがあります。
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ヒト中心の街 — テクノロジーは人の暮らしを豊かにするために存在する。
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実証都市 — 街そのものがテストコース。新しいサービスや技術を実環境で試す。
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未完成 — 完成形ではなく、常にアップデートされていく街。
さらに公式ビジョンとして:
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Purpose:幸せの量産(移動の未来を拓き、よりよい明日を届ける)
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Vision:モビリティの拡張(移動の定義を拡げ、人の可能性を広げる)
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Mission:テストコースの街で未来の当たり前を発明する
モビリティ4要素で街を動かす
ウーブン・シティは「4つのモビリティ」を統合して設計されています。
| モビリティ要素 | 都市としての役割 |
|---|---|
| ヒト | 住民・訪問者・研究者が生活し、サービスを享受し発信する |
| モノ | 宅配や日用品を物流ロボットで効率的に届ける |
| 情報 | AI・IoT・データ解析で都市を制御し、サービスを最適化 |
| エネルギー | 再エネ・水素・電力を統合管理し、持続可能な街を実現 |
特に「モノ(物流)」は地上から地下に移動。これにより街は歩行者とモビリティ専用に整理され、景観と安全性が向上します。
AI × 自動運転の街
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自動運転EV「eパレット」が日常の移動や配送をサポート。
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コートヤードは「オープンラボ」として設計され、誰もがサービスを体験・検証可能。
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AIが交通・エネルギー・安全を一括管理し、都市の“頭脳”として機能。
まさに「都市OS」が搭載された街、と言えるでしょう。
名前に込められた意味
「Woven=織る」という言葉は、トヨタ創業者・豊田佐吉の木製織機に由来します。
街を“織り合わせる”ように人・技術・インフラを結びつけ、未来の暮らしを紡いでいくという思想が込められています。
不動産的視点からの意義
この街の仕組みは、将来の都市再開発に大きな影響を与えるでしょう。
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都市そのものがプラットフォーム化
建物単体ではなく、物流・情報・エネルギーを含んだ「都市OS」が資産価値を左右する。 -
アップデート可能性が価値に直結
常に進化できるインフラ(電力・通信・道路設計)が不動産評価の要素に。 -
地下物流の標準化
臨海部再開発や都心の大規模プロジェクトにおいて、地上道路から宅配車を減らし「人中心」の街が普及する可能性。 -
住民が“都市価値創出のアクター”に
入居者が単なる利用者ではなく、サービス開発・検証の協力者となる。
まとめ
トヨタのウーブン・シティは「完成した街」ではなく、「未来の都市の実験場」。
物流の地下化、AI制御、自動運転という仕組みは、これからの都市価値を再定義するカギになるでしょう。
皆さんは「物流は地下、地上は人とモビリティ」という街に住んでみたいですか?
未来の都市像、不動産の価値観が大きく変わろうとしているのを、ここから実感できます。
ページ作成日 2025-09-28
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