【不動産投資の“目的隠し”事件から考える】 若者を利用したローン詐欺――不動産業界が守るべき「健全な投資」の原則とは|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社
【不動産投資の“目的隠し”事件から考える】 若者を利用したローン詐欺――不動産業界が守るべき「健全な投資」の原則とは
こんにちは。
ロケット不動産株式会社 代表の渋谷です。
先日、住宅ローンを悪用した不動産投資の詐欺事件が報じられました。
20〜30代の若者に「自宅購入」を装わせ、実際には投資目的の物件を買わせ、複数の金融機関から約3億円もの融資金を詐取したとして、男女16人が逮捕されたというものです。
不動産の専門知識が乏しい若者をターゲットにし、年収“ふかし”(水増し)まで行った悪質な手口。
業界に身を置く者として、本当に胸が痛むニュースです。
■ 住宅ローンを「投資」に転用する危険性
住宅ローンは 「自ら居住する家を買うためのローン」 です。
それゆえに金利が低く、条件が優遇され、社会的にも保護されています。
今回の事件のように“投資目的なのに住宅ローンを使う”のは、
明確な 契約違反=違法行為。
若者には「賃料収入で返済額を上回るから大丈夫」と説明していたようですが、
住宅ローンがバレて一括返済を求められれば、その瞬間に破綻します。
健全な不動産投資は、
「投資ローン」「アパートローン」「プロパーローン」など
正しい金融商品を使い、正しい収支計画で成立するものです。

■ “ふかし(年収水増し)”という最悪の行為
今回のグループは、被害者となった若者の年収を不正に底上げし、
源泉徴収票・課税証明書まで偽装していました。
・年収500万円 → “副業で+200万円”と偽装
・申告書も提出し、課税証明書まで取得
・税金の増加はグループが負担
本当に悪質です。
金融機関に提出する書類を意図的に偽ることは、
金融機関への重大な詐欺行為であり、共犯扱いになりかねません。
知識のない若者でも、
“書類にサインをした時点で法的責任が生じる”
これが恐ろしいところです。
■ なぜ若者が巻き込まれてしまうのか
記事の内容からは、次の背景が浮かび上がります。
-
「毎月の賃料が返済額を上回る」という甘い説明
-
投資経験の乏しい若者ほど「家賃収入=楽に稼げる」と誤解
-
“投資不動産は値上がりする”という安易な幻想
-
収支や金利リスクを理解する前に契約を急がせる
-
年収水増しに気づかない、あるいは深く理解できない
これは、悪徳業者が昔から使う典型例です。
健全な不動産会社は、このような営業は絶対にしません。
■ ロケット不動産として伝えたいこと
不動産投資は「きちんと学べば、人生を豊かにする強力なツール」です。
しかし、誤った形で始めれば、一瞬で地獄に落ちます。
ロケット不動産では、
“正しいローン・正しい収支・正しい情報”
この3つを大事にしています。
-
住宅ローンの悪用は絶対にNG
-
年収水増し(ふかし)は犯罪
-
投資はリスクとリターンを正しく説明する
-
賃貸需要・金利上昇シミュレーションを明示
-
お客様に損をさせる投資は提案しない
お客様の将来を守るのが、
地域密着の不動産会社の使命だと思っています。
■ 最後に:不動産投資は「正しいパートナー選び」から
今回の事件は、不動産業界全体にとって非常に残念です。
しかし同時に、皆様にとっては大切な学びにもなると感じています。
「よい不動産投資」は、“正しい情報”と“誠実な会社選び”から始まる。
これから不動産投資を検討される方は、
どうか焦らず、無理をせず、
“確実に利益が出る仕組み”だけを選んでください。
ロケット不動産は、
今後も健全で透明性ある不動産市場を守る立場で情報発信を続けていきます。
ページ作成日 2025-11-24
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