楽天・三木肇監督、続投決定!若手と助っ人が融合する“血行の良いチームづくり”に学ぶ経営論|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社
楽天・三木肇監督、続投決定!若手と助っ人が融合する“血行の良いチームづくり”に学ぶ経営論
こんにちは、ロケット不動産の渋谷です。
楽天イーグルスの三木肇監督(48)が、来季も指揮を執ることが正式に決まりました。
5日の今季最終戦(対オリックス戦)後、石井一久GMが「来年もまたやっていただく」と明言。
その理由は——
「若い選手を成長させてくれた。チームを血行良くしてくれた」
今季の最終成績は67勝74敗2分け、4年連続の4位。
悔しさは残りますが、チームは確実に“生き返った”。
若手が台頭し、助っ人と既存主力がうまく溶け合い、**「チームの血流」**が見事に循環し始めた一年でした。
■ 若手の躍進:三木流「起用しながら育てる」采配
三木監督が最も評価されたのは、結果を求めながらも育成を止めなかったこと。
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村林一輝:守備職人から攻守の要へ。内野の中心として堂々のレギュラー。さらに打撃でも覚醒し、2025年パ・リーグ最多安打を獲得。努力と継続が実を結んだシーズンとなった。
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黒川史陽:クリーンアップ定着。リーダーシップが芽生えた23歳。
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中島大輔:2年目で1番打者に定着。積極性とスピードでチームを動かす。
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宗山塁:ケガなく一年完走。若手ながら冷静な守備判断で信頼を獲得。
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渡辺佳明:代打や内野全般で存在感。チームの潤滑油的役割を果たした。
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武藤敦貴:走攻守でスピード感を発揮。試合の流れを変えるジョーカー的存在。
「彼らならもっとやってくれる」という三木監督の“欲”が、若手の覚醒を引き出しました。
■ 投手陣の飛躍:バランス重視の育成ローテ
投手陣も着実に成長。若手と復活組の融合が進みました。
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荘司康誠:堂々たる先発ローテ。落ち着いた投球で未来のエース候補。
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古謝樹:テンポの良い左腕。緩急を使い分け、打者のタイミングを外す巧みさ。
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内星龍:**先発で覚醒。**力強い真っすぐとスライダーを軸に、長いイニングを投げ抜く安定感を見せた。
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西垣雅矢:終盤は勝ちパターンに定着。持ち味の制球力が安定。
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津留崎大成:ケガ明けから完全復活。中継ぎの柱として精神的支柱に。
若い投手を酷使せず、それでいて経験を積ませる三木監督の投手運用は、まるで**「人材配置の妙」**そのもの。
経営でいうなら、“ポテンシャルを最大限に活かす配属”に近い考え方です。
■ 助っ人起用の妙:ボイト・ゴンザレス・フランコの「三重奏」
今季の楽天で印象的だったのが、外国人選手の起用バランスです。
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ボイト:途中加入ながら勝負強い打撃で中軸を支える。プレッシャーの中で結果を出した精神力は見事。**元メジャーリーグ本塁打王(2020年ア・リーグHR王)**としての存在感が、チームに“勝ち方”をもたらした。
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ゴンザレス:代打・スタメンを問わず適応力の高いバッティングを披露。明るい性格でチームを牽引。
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フランコ:既存戦力として中軸を守り、若手の手本となるベテランらしい存在感。
この3人をうまく**「共存・分担・融合」**させたのが、三木采配の真骨頂。
既存のフランコを軸に、途中加入のボイトとゴンザレスを自然に溶け込ませ、**チーム内の“文化的調和”**を実現しました。
これは経営でも同じ。
新しい人材を「異物」としてではなく、「強み」としてチームに組み込む。
それができるリーダーこそ、組織を前進させるのです。
■ 経営者も学ぶ「血行の良い組織」
石井GMの「チームを血行良くしてくれた」という言葉。
それは、経営に通じる深い示唆を含んでいます。
会社の血行とは、人の動き・情報の流れ・挑戦の循環。
それが滞ると会社は冷えていく。
逆に、若手が挑戦し、ベテランが支え、新しいメンバーが溶け込むことで、組織は自然と温まり、力を発揮します。
ロケット不動産でも、新人営業が挑戦し、経験者がフォローし、外部のパートナーと協働する。
その循環がある限り、組織は強く成長し続けます。
■ 渋谷の視点:「悔しさを、未来への肥料に」
三木監督は試合後、こう語りました。
「非常に悔しい思いですし、その結果は自分の問題」
責任を背負いながら、次を見据える姿勢。
その覚悟がチームを動かし、若手を成長させる。
“悔しさを肥料に変える”——それが真のリーダーシップです。
来季、楽天がどんな花を咲かせるのか。
三木監督の采配に、私たち経営者も多くを学ぶシーズンでした。
ページ作成日 2025-10-06
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