11月22日・いい夫婦の日に考える ペアローン vs 収入合算 夫婦にとって最適なのはどっち?|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社
11月22日・いい夫婦の日に考える ペアローン vs 収入合算 夫婦にとって最適なのはどっち?
ペアローン vs 収入合算 夫婦にとって最適なのはどっち?**
こんにちは。
ロケット不動産株式会社 代表の渋谷です。
11月22日「いい夫婦の日」。
夫婦で暮らしや家のことについて話す、ちょうど良いタイミングです。
今日は、住宅購入をご検討されるご夫婦から最も多く寄せられる質問、
「ペアローンと収入合算はどちらが良いのか?」
について、プロの視点から詳しくまとめます。
住宅ローンは“今の収入”だけでなく、
これからの働き方・家族構成・将来設計と深く結びつく大きな選択です。
ぜひ一緒に考えてみましょう。
■ そもそも何が違うのか?
◆ ペアローン
夫婦それぞれが1本ずつ住宅ローンを組む方式。
→ ローンが2本になる。
◆ 収入合算
主たる借入者1人のローンに、配偶者の収入を合算して審査を受ける方式。
→ ローンは1本のまま。
つまり、
ペアローン=借入額を最大化したい方向け
収入合算=シンプルさと将来安心を重視したい方向け
という位置づけになります。

■ ペアローンのメリット・デメリット
◎ メリット
-
借入額を最大限まで伸ばしやすい
→ 特にタワマンや都心物件で利用者が多い -
2人とも 住宅ローン控除が使える
-
共有名義でバランスよく持ち分を設定できる
▲ デメリット
-
手数料・保証料が2本分かかる
-
どちらかの収入が減ると返済負担が重くなる
-
離婚・売却時の調整が複雑
-
金利タイプ変更などの手続きが2件になり面倒
※ 実務上、離婚時に「ローンをどちらが引き取るか」「持ち分整理」で揉めるケースも少なくありません。
■ 収入合算のメリット・デメリット
◎ メリット
-
ローン1本でシンプル
-
手数料・保証料が1本分で済むため 初期費用が安い
-
将来“もしもの時”にも整理しやすい
-
名義を1人にまとめられる
▲ デメリット
-
借入額はペアローンほど伸びない
-
住宅ローン控除が主債務者だけ
-
配偶者が連帯保証人・連帯債務者になるため責任は負う
-
高額帯の物件では借入が足りないケースもある
■ ロケット不動産の現場でよくある“リアルな傾向”
◎ ペアローンを選ぶご夫婦
-
共働きで世帯年収1,000〜1,500万円以上
-
晴海・勝どき・豊洲など 新築タワマンを検討
-
2人とも長期的に働き続ける予定が固い
-
借入額を最大化しながら、控除もフル活用したい
◎ 収入合算を選ぶご夫婦
-
手数料を抑えたい
-
産休・時短勤務・転職など、働き方の変化が近い
-
将来のリスクに慎重
-
ローン管理をひとつにまとめたい
-
江戸川区・葛西・船橋など、戸建て購入でよく見られる
■ では“どちらが正解”なのか?
◆ 借入額を最大化したい
→ ペアローン
◆ 将来的に働き方が変わる可能性が高い
→ 収入合算
◆ 初期費用を抑えて、ローン管理もシンプルにしたい
→ 収入合算
◆ 新築タワマンや高額帯の購入を目指す
→ ペアローン
結論としては、
夫婦の将来イメージと価値観によって答えが変わります。
■ 最後に
夫婦の暮らしは、5年・10年で大きく変わります。
・出産
・転職
・収入の増減
・親との距離
・生活スタイルの変化
住宅ローンの組み方は、“いま”だけでなく“これから”を見据えて選ぶべきものです。
ロケット不動産では、
年収、家族構成、希望エリア、物件価格、キャリアプランまで踏まえた
最適なローン設計を一緒に考えております。
お気軽にご相談ください。
ページ作成日 2025-11-22
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