こんにちは、ロケット不動産社長です。今日は少し毛色を変えて「競馬」の話を。実は9月16日は「競馬の日」。なぜこの日かというと…(ここで簡単な歴史を入れるといいですね)競馬と不動産──意外な共通点もあって、自分の仕事にもヒントがあると思います。
そして今回は「馬主になるにはどうすればいいか?」を調べてみました。将来の夢リスト入りさせてみるのも面白いかと。
馬主とは何か
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競走馬を所有し、レースに出して賞金を得たり、馬産業に関わる権利義務を持つ人(または法人)。
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栽培(繫殖)馬を持って馬の生産にも関わるケースもあれば、購入→調教→レース参加という形を取る場合も。

馬主になるための要件(JRA:中央競馬の場合)
以下は 日本中央競馬会(JRA) が定める馬主登録の主な要件。
| 区分 | 主な条件 |
|---|---|
| 個人馬主 | ・資産が一定以上あること(例:7,500万円以上など) ・過去2年間いずれも「今後も継続的に得られる見込みのある所得」が基準額(例1,700万円)以上あること ・その他、破産等や規程で定められた禁止事項に該当しないこと |
| 法人馬主 | ・資本金または出資額が1,000万円以上であること。 ・その法人の代表者が一定の責任を持つ役員であること。 ・法人の資産・所得が個人馬主と同等以上の基準をクリアすること。 |
| 組合馬主(複数人で出資・馬主登録する形) | ・組合員数の制限(3名以上10名以下)など ・組合員全員または組合財産に対する資産・所得の基準あり ・組合契約書等の書類を整備していること。 |
費用・手続き
馬主登録には以下のような費用・手順があります。
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登録に関する申請時自体は、審査前は原則費用なし。
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審査合格後、馬主登録料(JRAの登録料)を支払う必要あり。例:1万円程度。
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更に、登録免許税が1件あたり9万円(国税)等がかかる。
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書類準備、所得証明・資産証明・過去2年の決算書などの整備が必要。
地方競馬の場合(NARなど)
中央競馬(JRA)よりも条件が緩いことが多く、「サラリーマンでも手が届く馬主ライフ」が可能なケースもあります。
地方競馬では預託料や維持費が低め、出走機会も異なりますので「まずは地方馬主」→「中央馬主へ」というステップを考える人も多いようです。JRA馬券購入サイト
気をつけたいポイント・リスク
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所得・資産が条件を満たしていても、それだけで馬主として成功できるわけではない。馬の維持費・調教費・預託料などランニングコストが高い。
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アプローチ方法:馬を買う、繁殖させる、生産者に委託する、血統を見る etc.
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“夢とロマン”がある仕事だが、計画性と資金の余裕が必要。
不動産業との意外な共通点
ここで私の仕事にも重なるところを考えてみました。
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資産管理能力:馬主も不動産オーナーも、大きな資産を管理し、収支・維持コストを見通して行動する必要がある。
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リスク分散:ひとつの馬にかかるリスクが高いため、複数所有、あるいは出資・組合など分散の工夫をする。これは不動産でも同じ。複数物件、地域分散等。
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長期間の視点:馬がレースに出て賞を取るまでの時間、調教・育成・繁殖など時間がかかる。物件購入して収益が安定するまでの“育成期間”が不動産にもある。
まとめ:馬主への第一歩は?
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ご自身の所得・資産の状況を整理する
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法人か個人か、組合か、どの形での馬主を目指すかを決める
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必要書類・申請時期をチェック(JRAは審査が年に3回あるなど)
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まずは地方競馬から、あるいは「一口馬主」など出資型の形で馬主ライフを体験してみる

























