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【マンション建替えは堅調に進行中】 千葉・船橋で県内最大規模のプロジェクト始動へ
2025-11-18

【マンション建替えは堅調に進行中】 千葉・船橋で県内最大規模のプロジェクト始動へ

こんにちは。
ロケット不動産株式会社 代表の渋谷です。

近年、首都圏で加速しているのが「マンション建替え」。
特に築40〜50年を超えた“団地型マンション”では、老朽化やインフラ更新の限界から、建替えの必要性が急速に高まっています。

そんな中、千葉県船橋市で“県内最大規模”となるマンション建替えプロジェクトが本格的に動き始めました。


■ 若松二丁目住宅マンション建替え事業(船橋市)

1969年竣工・総戸数576戸という、地域を代表する大規模団地「若松二丁目住宅」。

建物の老朽化だけでなく、
・ガス・上下水道・電気などインフラ設備の耐用年数の限界
・バリアフリー基準への不適合
・維持管理コストの増大
こうした課題から、2007年ごろから建替え検討がスタートしました。

その後、

  • 2012年:建替え推進決議

  • 2014年:事業協力者の選定

  • 2023年3月:一括建替え決議が成立

  • 同年12月:建替組合が正式設立

そして2024年10月31日、ついに着工
事業には野村不動産、三井不動産レジデンシャル、旭化成ホームズ、日鉄興和不動産といった国内大手が参画。

工事は2期に分け進められ、先行工区の竣工は2028年度予定
従前戸数576戸という規模は、千葉県内の建替え事業として過去最大となります。

■ 「転売禁止」への流れも強まる

今回の発表とあわせて、業界団体からは**“マンション引き渡し前の転売禁止”を徹底する方針**も示されました。
いわゆる“フラ転(フラット35転売)”などを防止する狙いで、違反した場合は契約解除もあり得るという厳しい内容です。

マンション建替え事業においては、権利関係・価格形成ともに“秩序”が重要。
健全な市場運営に向けた動きが、さらに加速していきそうです。


■ 北習志野でも大規模建替えが完了

船橋市ではもう一つ、象徴的な事例があります。

「習志野台三街区住宅団地マンション建替え事業」
→ 新名称『リビオシティ船橋北習志野』

駅徒歩2分・全488戸という大規模建替えプロジェクトで、
日鉄興和不動産・三菱地所レジデンス・東京建物・長谷工の4社が参加。

2025年2月に竣工し、
4月に権利者、5月に一般分譲住戸の引き渡しを完了しました。

若松二丁目(576戸)と合わせて、船橋市は今まさに“建替えの最前線”
老朽化団地が次々と“次の50年を支える街”に生まれ変わろうとしています。


■ ロケット不動産として感じるポイント

マンション建替えは、

  • 合意形成の難しさ

  • 長期の計画性

  • 権利調整の複雑さ
    など課題も多い一方で、地域にとっては未来への投資

特に船橋市は人口規模も大きく、駅周辺再開発や交通利便性の向上により、再び注目度が上がっています。

建替えは“街の寿命を延ばす”大きな仕事。
こうした大規模プロジェクトが堅調に進むことは、周辺の不動産価値にも確かなプラスをもたらします。

ロケット不動産でも、老朽化マンションや団地再生のご相談が年々増えています。
建替え・再生・売却など、お困り事があればいつでもご相談ください。

ページ作成日 2025-11-18

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