同じ苗字同士で結婚する人って、実際どれくらいいるの?|渋谷の仲介+α(プラスアルファ)|ロケット不動産株式会社

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同じ苗字同士で結婚する人って、実際どれくらいいるの?
2025-12-13

同じ苗字同士で結婚する人って、実際どれくらいいるの?

こんにちは。
ロケット不動産の渋谷です。

先日、雑談の中でこんな話題が出ました。
「同じ苗字の人同士で結婚するって、どれくらいいるんだろう?」

意外と身近だけど、ちゃんと考えたことがないテーマ。
今回は、不動産とは少し違う角度から、日本の“名字”と結婚の不思議な関係について書いてみます。


■ 結論:実は「正確な統計」は存在しない

まず結論から。

日本では「同じ苗字同士で結婚した人がどれくらいいるか」
正確な統計データは公表されていません。

理由はとてもシンプルです。


■ 日本は「結婚=同じ苗字になる国」

日本では、民法の規定により
結婚すると夫婦は必ず同じ苗字になります。

つまり、

  • 元々同じ苗字同士で結婚した夫婦

  • 元々違う苗字だったが、結婚で同じになった夫婦

この2つが、役所のデータ上では区別されません

そのため
「最初から同じ苗字だったカップル」が
どれくらいいるのかは、数字として把握できないのです。


■ それでも“起きやすい苗字・起きにくい苗字”はある

感覚的な話にはなりますが、
苗字の多さによって確率は大きく変わります。

例えば、

  • 佐藤

  • 鈴木

  • 高橋

  • 田中

こうした全国に多い苗字同士なら、
同じ苗字同士で出会い、結婚する可能性は自然と高くなります。

一方で、

  • 全国に数百世帯しかない珍しい苗字

となると、
同じ苗字同士の結婚はほぼ奇跡レベルでしょう。


■ 実は日本の95%以上は「夫の姓」を選んでいる

ちなみに現在の日本では、

  • 約95%以上の夫婦が、結婚後に妻が夫の姓を名乗っています

つまり現実的には、

「結婚で苗字が変わるのは女性」

という構図がほぼ固定化されているのが現状です。

この仕組み自体が、
名字の分布や将来にも影響を与えていると言われています。


■ 「500年後、日本人は全員“佐藤”になる?」という話

少し面白い話を。

過去に研究者のシミュレーションで、
「夫婦同姓制度が続くと、将来的に日本人の苗字はごく一部に集約されていく」
という試算が話題になりました。

極端な例として、
「500年後には日本人がほぼ“佐藤”になるかもしれない」
という説も。

もちろん現実はそこまで単純ではありませんが、

  • 結婚

  • 苗字

  • 制度

こうした“日常のルール”が、
社会全体の姿をゆっくり変えていくのは間違いありません。


■ 不動産も「名前」も、実は同じ

不動産の仕事をしていると、

  • 住所

  • 地名

  • 町名

  • 表札の名前

こうしたものが
暮らしのアイデンティティだと感じる場面が多々あります。

苗字も同じで、
単なる記号ではなく、
「家族」「歴史」「地域」と深く結びついています。


■ まとめ

✔ 同じ苗字同士で結婚した人の正確な割合は、実は分からない
✔ 日本は結婚すると必ず同じ苗字になる国
✔ 苗字の多さによって、起きやすさには差がある
✔ 日常の制度が、社会や未来を少しずつ形作っている

たまにはこうした
暮らしの裏側にある仕組みに目を向けてみるのも面白いですね。

ページ作成日 2025-12-13

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