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【2025年版】仮想通貨で不動産購入は可能?──世界で進む「スマホで家を買う時代」仮想通貨×不動産取引のリアル
2025-08-03

【2025年版】仮想通貨で不動産購入は可能?──世界で進む「スマホで家を買う時代」仮想通貨×不動産取引のリアル

こんにちは、ロケット不動産の渋谷です。

数年前まで「ビットコインで家が買えるなんて…」と思われていた仮想通貨ですが、いまや世界中の不動産市場に本格的に浸透しはじめています。

とくに2025年は、日本国内でも仮想通貨による不動産決済が正式にスタートした、歴史的な年になるかもしれません。

本記事では、「仮想通貨で不動産を買う」という未来のスタンダードに向けて、国内外の事例、制度、メリット・注意点を総まとめでお届けします。


■ 日本国内での先行事例:オープンハウスが仮想通貨決済スタート

不動産大手「オープンハウスグループ」が、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)による不動産決済の受付を開始しました。

  • 対象:収益不動産から順次スタート

  • 通貨:BTC・ETHに対応

  • 対応:購入・管理・売却までワンストップ

▶️ Open House Global公式サイト

これは、国内不動産業界としては画期的な試みであり、海外投資家や日本国内のクリプト投資家にも新たな選択肢を提示しています。


■ 仮想通貨で不動産を購入できる国は?

すでに世界では、仮想通貨を使った不動産取引が進んでいます。

国名 特徴・動向
アメリカ 高級住宅市場では仮想通貨決済が一般化。LA・マイアミなどで活発。
ドバイ 仮想通貨フレンドリー政策を掲げ、実際の購入実績多数。
ポルトガル 非課税・移住支援制度あり。欧州の仮想通貨長者に人気。
スペイン バルセロナやマルベーリャなどで導入進行中。
タイ プーケットなどの別荘地で仮想通貨決済可能な物件が登場。
日本 オープンハウスが仮想通貨対応を開始。今後の制度整備に注目。

■ なぜ仮想通貨で家を買うのか?3つの理由

✅ 1. 国際送金が圧倒的に簡単・早い・安い

銀行送金の煩雑さや高額手数料とは無縁。即時・低コストでの送金が可能です。

✅ 2. 仮想通貨を売却して支払うと課税される

ビットコインなどを一度売却して円に換えてしまうと、利益に課税されてしまいます。
だからこそ、仮想通貨のまま支払える不動産決済は、節税手段としても注目されています。

✅ 3. スマートコントラクトによる契約自動化

ブロックチェーンのスマートコントラクト機能により、契約→支払い→登記移転までを自動で処理する仕組みも登場しています。


■ トークン化で進化する不動産投資の形

ビットコインだけではありません。いま注目されているのが、不動産を「トークン化」して小口で投資できる**セキュリティトークン(ST)**の仕組みです。

海外事例

  • RealT(米):1口50ドル〜米住宅に仮想通貨で投資可能

  • セントレジス・アスペン(米):高級ホテルをST化し販売

日本の動き

  • 三菱UFJ信託銀行や**大阪デジタル取引所(ODX)**がデジタル証券事業に本格参入

  • 金融庁・自民党もWeb3型資産の制度化を推進中

デロイト予測:2035年までにST市場は1兆ドル規模に成長すると見込まれています。


■ 注意すべきリスクと法制度

⚠️ 税務処理の複雑さ

仮想通貨での支払いでも、保有時と支払い時の価格差に課税される可能性があります。
専門家(税理士など)との連携は必須です。

⚠️ ボラティリティ(価格変動)

仮想通貨は価格の上下が激しく、決済直前に価値が大きく変わる可能性も。
ステーブルコイン(USDTなど)での対応が望まれる場面もあります。

⚠️ セキュリティとウォレット管理

ウォレット紛失やハッキングなど、自分で資産管理を行うリスクも無視できません。


■ ロケット不動産としての展望

仮想通貨×不動産は、単なる“話題”ではありません。
不動産取引の未来を変える可能性を持ったリアルな変革です。

ロケット不動産としても:

  • 海外投資家との仮想通貨取引対応

  • ST(セキュリティトークン)取引の制度理解

  • 税務・契約リスクに強い士業ネットワーク構築

など、時代の変化に応じたサービス体制を整備してまいります。


まとめ|仮想通貨×不動産の未来

  • 世界中で仮想通貨による不動産購入が進行中

  • 日本でもオープンハウスが実用導入

  • 税制・契約制度の整備とともに拡大見込み

  • トークン化で不動産投資の裾野が広がる

  • 節税ニーズ・国際送金需要が今後の原動力に

ページ作成日 2025-08-03

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